こんな人におすすめ記事
- 営業事務はきついと言われて転職するか迷っている
- 営業事務は未経験では難しいと聞くけどホント?
- 今まさに営業事務がきつい。対処法を知りたい
営業事務がきついってホンマなん・・?未経験でもできると思ってたんやけど・・
営業事務は決して楽ちゃうで。でも向いている人は天職やと思うわ。
営業事務は女性にずっと人気の職種です。
でも【営業事務はきつい】【営業事務は未経験では難しい】との情報をみて不安になっていませんか?
実際に営業事務特有のきつい理由がありますし、向かない人はとことん向かないです。
また、今まさに営業事務がきつくて辞めようか・どうしたら楽になるのか悩んでいる人もいると思います。
先にこの記事のまとめ
- 営業事務がきついと言われる理由は営業対応・顧客対応に悩まされることが多い
- 営業事務がきついと感じてもすぐに転職ではなく対処法を実践してみて!
- やっぱり営業事務は女性に人気の職種。特に未経験なら派遣がおすすめ
今回は【営業事務はきつい/営業事務は未経験では難しい】そんな悩みや不安に向けて記事をまとめましたのでぜひ参考にしてください。
元大手派遣会社で200名以上の事務職転職を支援!営業事務さんの特有の悩みや辞めていく人のリアルな実態を解説していきますね。
営業事務がきつい・未経験は難しいと言われる5つの理由
営業事務がきつい・未経験は難しいと言われる5つの理由
- 営業・顧客に振り回される
- 専門知識を覚える必要がある
- 締め日の残業が多く忙しい
- 昼休憩が不規則
- 顧客対応を頼まれるケースがある
①営業・顧客に振り回される
営業事務は自分のペースをかなり乱されます。
こんな日々が日常茶飯事です。
そのためルーティーンワーク業務と至急案件をうまく優先順位をつけて業務をこなす必要があります。
②専門知識を覚える必要がある
営業事務では扱う会社の商品やシステム、業界の知識を習得していかなくてはいけません。
顧客からの問い合わせを受けた際にも『何も知りません』では会社にとってマイナスな印象になります。
最低限の回答をできるように日々知識の習得が欠かせません。
入社してからしか勉強できないことも多いですが、『なぜこうなるんだろう?』と疑問をいだいたらすぐに調べる癖付けをしましょう。
③締め日の残業が多く忙しい
営業事務では業務の締め日が急に忙しくなります。
特に請求書対応などを任されている場合は締め切りが決まっているので、
月初3営業日は朝早く出社して22時頃まで残業三昧なども珍しくありません。
そんなときに別の至急依頼が来たらてんやわんやになることも・・・
④昼休憩が不規則
営業事務は決まった時間に休憩が取りづらいです。
なぜなら営業からの依頼や顧客からの至急依頼があると優先しなければいけないから。
デスクでお昼の食事をしている最中に電話がなったら取らざるをえない・・でも電話番がいないといった環境では
ゆっくり休憩をとることも難しくなりますよね。
⑤顧客対応を頼まれるケースがある
営業事務では来客対応やお茶出しなどもお願いされるケースがあります。
(特に小さな会社や不動産会社の営業事務など)
急な訪問でも来客対応時は会社の顔になるので身なりを整え対応しなければいけません。
また顧客からの一次電話対応をお願いされる場合はクレーム電話につかまるときもあります。
営業事務ではこのようにコミュニケーション力が問われるのと、電話対応はなかなか避けれない業務です。
営業事務がきついと感じた時の3つの対処法
営業事務がきついと感じた時の3つの対処法
- 業務がパンパンでキツイなら依頼期限や自分の状況をきっぱり主張する
- 仕事内容がイメージできなくてキツイなら現場を見せてもらう
- それでもきついなら転職をする
①業務がパンパンでキツイなら依頼期限や自分の状況をきっぱり主張する(例文あり)
一人で抱え込むことをまず辞めましょう。
依頼する側(営業)は依頼される側(あなた)の状況をよくわかっていないものです。
自分の状況をメールや公開スケジュールなどで知らせておけば、
無理な依頼なども営業は意識して余裕をもってお願いしてもらったりするものですよ。
ある優秀な営業事務さんのメール
【件名】:今日は請求書案件に集中デーなのであまり電話にでれません!超急ぎ依頼は13時以降にご依頼ください!
【本文】:
営業の皆様へ
いつも営業活動お疲れ様です!
今日から月初なので3日まで請求書対応を優先します!
依頼事項は【メール&締め切り期限を添えて】連絡してください!
午前は特にパンパンなので、どうしてもの急ぎ内容はできるだけ13時以降にお願いします。
ご協力のほどよろしくお願いいたします。
②業務内容がイメージできなくてキツイなら現場を見せてもらう
営業事務は業務のイメージが想像しづらく、結果ミスにつながったり間違いに気づけなくて辛くなるケースがあります。
そんなときはできれば営業さんと現場を見せてもらいましょう。
当たり前ですが知っているのと知っていないとでは仕事のスムーズ具合に差が付きます。
例えば営業からの見積書で【Aの製品を100m×10本 Cの製品を50個 発注 】と書いてあるとします。
何も知らなければそのまま書いてある通り発注しますよね。
でもこのAの製品が100m発注されるような商品ではなかったらどうでしょうか。
現場を見ていれば【あれ?これはおかしくない?】といった間違いに気が付くことができていたかもしれませんよね。
③それでもきついなら転職をする
まず営業事務の仕事になれるには6か月はかかると思っておいてください。
なぜなら反復できるのが月1回しかない業務もたくさんありますし、会社のルールや商品の知識をいやでも身についていきだんだん楽になるからです。
それでも興味がわかない・自分に合わなかったら転職をおすすめします。
でもやっぱり人気!営業事務の7つの魅力とは
営業事務の7つの魅力とは
- 未経験からでも始めやすい
- 体力仕事がない
- 対面でのクレーム対応がない
- 在宅ワークが増えている
- プライベートの予定を立てやすい
- 身近な人から感謝される
- ほかの職種に転職しやすい
①未経験からでも始めやすい
営業事務は簿記検定や法律の知識などの専門的な知識が入社に必要ありません。
未経験OKの求人が多いのはこれが理由です。
では必須とされる条件というと、
- コミュニケーション力
- 社会人としてのマナー
- 臨機応変に対応できる柔軟性
といったヒューマンスキルが条件として掲載されているケースが多いです。
肝心のパソコンスキルは文字入力ができればOKといった求人もあるので、
最低限タイピングができればまずは応募できるレベルになるでしょう。
②体力仕事がない
営業事務では営業職のような外回りの仕事もありません。
また接客業のような重たい品物を出し入れしたり、一日立ちっぱなしといった体力仕事もありません。
もちろん逆に一日デスクワークの日々が辛いといった人もいますが、
長い目でみたときに女性にとっても続けやすい職種には変わりありません。
③対面でのクレーム対応がない
営業事務では基本的には対面でのクレーム対応はありません。
中には社外からの電話対応でクレーム電話を受けてしまうこともありますが、
まずは丁寧な謝罪の言葉とお怒りの内容をヒアリングし適切に担当につなげることで問題ありません。
④在宅ワークが増えている
営業事務のような事務職の求人では在宅ワークが増えてきています。
そのためママさんや通勤が遠かった人などはより働きやすい職種となるでしょう。
⑤プライベートの予定を立てやすい
営業事務はプライベートの予定が立てやすいです。
基本的には月~金の土日祝日休み。
時間も9時~17時30の残業は少なめで締め日の前後だけ残業を頑張る
といったように1か月のスケジュールが立てやすいです。
お友達との約束や、保育園の送迎なども予定を立てやすい職種ですね。
⑥身近な人から感謝される
営業事務では身近の営業さんや、社内の関係各所から感謝されることも多いです。
やはり身近の人のために自分が役に立っているといった実感がわくのはモチベーションも上がりますよね。
また営業事務は基本的にはチームプレイなので、チームの業績が良かったりするとさらにやりがいを感じることができます。
⑦ほかの職種に転職しやすい
営業事務の経験は他の職種でも活きてきます。
特に
- コミュニケーション力
- 細かい間違いなどに気を付けることができる
- 臨機応変に優先順位をつけることができる
といった点は求められる職種は多いです。
営業事務のその後の人気の職種としては
- WEBデザイナー
- ITエンジニア
- 人事・企画職
などに転職される方も多いですよ。
営業事務が向いている人・向いていない人の特徴
営業事務に向いている人は
- チームワークで働くことがすき
- お世話をすることがすき
- 臨機応変に柔軟な対応ができる
- 細かいことに気がつきやすい
といった特徴があります。
営業事務は営業さんと一緒に仕事をするので一体感をもって『この営業さんたちのために!』と想いながら働くことが大事です。
そのため【営業さんがミスをしないように・営業活動に専念できるように】自ら主体的に動き指示をだすことも求められます。
一方営業事務に向いていない人は、
ずばり受動型のタイプです。
決められたことをただ淡々とこなすことが好きなタイプは営業事務がきつくなっていくでしょう。
そのような方はマニュアルが整備されたデータ入力やインバウンドのコールセンターなども向いている可能性があります。
営業事務が未経験なら派遣をおすすめする5つの理由
営業事務が未経験なら派遣をおすすめする5つの理由
- 未経験からもOKな求人が多い
- あこがれの大手企業が豊富
- 困ったときの派遣会社のサポートを受けれる
- 正社員より無理な残業が少ない(業務が限定的なため)
- 給与未払いや有休が発生しないなどのトラブルがほとんどない
①未経験からもOKな求人が多い
営業事務の求人は特に派遣求人で未経験OKが多いんです。
なぜなら派遣スタッフに任せる業務は正社員の補助業務、ある程度同じ繰り返しの定型業務などが多いからです。
そのため営業事務のスペシャリストよりは素直に吸収してくれて、会社になじんでくれそうなタイプが求められやすいんです。
②あこがれの大手企業が豊富
派遣であれば有名な大手企業に就くこともできます。
なぜなら大手企業などの事務職はどんどん外部人材(派遣など)を採用しているから。
そのため中途採用では学歴でそもそも入れない、経験が全然足りないといった方でも、
派遣で入社してそのまま実力が認められて社員化するケースも珍しくありません。
③困ったときの派遣会社のサポートを受けれる
派遣であれば就業中の困ったことがあったら助けに入ってくれます。
未経験ではたくさん不安なことや、自分では解決できないことが必ず訪れます。
そんなときに第三者のサポートがあると心強いですよ。
④正社員より無理な残業が少ない(業務が限定的なため)
派遣であれば残業が少ない求人が多いんです。
また派遣スタッフに残業を強制することもできませんし、みなし残業といった制度もないので安心ですね。
そもそも正社員より限定的な業務を任されることがほとんどなので、毎月30時間以上残業の派遣営業事務さんなどほとんど見ませんよ。
⑤給与未払いや有休が発生しないなどのトラブルがほとんどない
派遣であれば万が一就業先がブラック企業や倒産することがあっても給与は必ず支払われます。
なぜなら派遣会社が雇用主だから。
中途採用であれば万が一ブラック企業に入社してしまった場合そのようなトラブルがあっても泣き寝入りといったケースも珍しくありませんよね。
派遣であれば働いた分はしっかり派遣会社がお支払いしますのでご安心ください。
(でもあくまで大手派遣会社の話です。地場の体力のない派遣会社でトラブルになるケースは一部あるので登録するなら大手派遣会社にしましょうね。)
まとめ
ここまで【営業事務はきつい・未経験は難しい】と言われる理由と対処法を解説してきましたのでまとめますと
営業事務がきつい・未経験は難しいと言われる5つの理由
- 営業・顧客に振り回される
- 専門知識を覚える必要がある
- 締め日の残業が多く忙しい
- 昼休憩が不規則
- 顧客対応を頼まれるケースがある
たしかに営業事務は決して楽な仕事ではありません。
しかし向いている人にとっては天職ですし、長く働くことができる点は女性やママさんにも変わらず人気の職種です。
そんな営業事務に未経験でチャレンジしたいかたはやはり派遣がおすすめですよ。
営業事務が未経験なら派遣をおすすめする5つの理由
- 未経験からもOKな求人が多い
- あこがれの大手企業が豊富
- 困ったときの派遣会社のサポートを受けれる
- 正社員より無理な残業が少ない(業務が限定的なため)
- 給与未払いや有休が発生しないなどのトラブルがほとんどない