こんな方におすすめの記事
- キャリアウィンクとマイナビキャリレーションの違いを知りたい
- 転職準備が全然できていないけどどっちを受けるべき?
- 給与・配属先・研修の違いを事前に確認しておきたい
「未経験から事務職デビューしたいけど、キャリアウィンクとマイナビキャリレーション、どっちがいいの?」
そう悩んでいませんか?
確かに無期雇用派遣サービスって一見違いを見つけるの難しいですよね。

そのため無期雇用派遣の現場にいた私が、比較しておかないと後悔しやすいポイントをわかりやすく比較しましたよ!
- 地域別の初任給や賞与の比較
- 選考フローや面接の違い
- 配属先やサポート体制の特徴
- 各社の向いている人のタイプ など
結論から言うと…
- 「給与水準が高い方を選びたい」「SPIや面接が不安」「じっくりサポートを受けたい」人にはマイナビキャリレーションがおすすめ。
「リクルートグループなどの大手で働きたい」「ネームバリュー重視」「郊外に住んでいる」人にはキャリアウィンクがおすすめ。
ちなみに『残業少なめで働きたい!』『賞与・副業が気になる』『福利厚生が充実してて欲しい』といった点は、
2社とも大きな差はありませんでしたよ。
簡単に2社の会社概要
マイナビキャリレーション
マイナビキャリレーションは人材会社大手のマイナビワークスの無期雇用派遣社員です。
優しくもあなたの良さを引き出す面談スタイルと、適正配属でミスマッチが低い点がおすすめ。

会社 | 株式会社マイナビワークス |
労働時間 | 9:00〜18:00(休憩1時間)※就業先による |
給与 | 208,000円~(首都圏) 193,000円~(大阪府) 183,000円~(愛知県) 183,000円~(兵庫県) 175,000円~(京都府、滋賀県) 163,000円~(福岡県、佐賀県) |
昇給・ボーナス | 賞与年2回/昇給年1回 |
手当 | 時間外手当(全額支給) 交通費支給(上限3万円) |
福利厚生 | 各種社会保険完備、団体生命保険、年次有給休暇、産前産後休暇、育児休業、定期健康診断、リロクラブ |
研修制度 | ビジネスマナー・コミュニケーション研修、OAスキル研修、ビジネススキル公開研修、eラーニング、キャリアカウンセリング、キャリアアップ研修 |
選考ルート | WEB応募→1次面接&性格検査→→内定※北海道・東京・大阪・名古屋・兵庫・京都はWeb面接1回のみです |
選考フローは変更になる可能性がございます
キャリアウィンク
キャリアウィンクは、リクルートスタッフィングが提供する無期雇用派遣。
特に「憧れのリクルートグループで働きたい!」という方に人気です。
また、公式によると定着率は98%と非常に高く、長く働ける環境が整っています。

会社 | 株式会社リクルートスタッフィング |
労働時間 | 9:00〜18:00(休憩1時間)※就業先による |
給与 | 200,000円~(東京都) 192,000円~(大阪府) 181,000円~(愛知県) 182,000円~(兵庫県) 175,400円~(京都府) 164,300円~(福岡県) |
昇給・ボーナス | 賞与年2回/定期昇給なし(ただし、給与規定に基づく昇給あり) |
手当 | 時間外手当(全額支給) 交通費支給(上限3万円) |
福利厚生 | 各種社会保険完備、有給休暇(入社半年後に10日付与)、定期健康診断、無料⻭科検診 、フィットネスクラブ割引、ベビーシッター割引サービス、研修、資格支援制度、eラーニング、資格スクール優待割、通信教育講座 優待価格など |
研修制度 | ビジネスマナー、ビジネスメール 就業中の応対、OA研修、タイピング練習、Excel(作表、 基本関数、応用関数)、Outlookメールの 基本操作など |
選考ルート | WEB応募→1次面接&SPI検査(能力・性格)→内定 |
スマホで簡単1分応募
サービスの違いをわかりやすく比較
月給、賞与【主に東京・大阪・名古屋・福岡】
給与は毎月の生活を支える重要な要素。とはいえ、無期雇用派遣では派遣先により給与が多少前後することもあります。
ここでは、東京・大阪・名古屋・福岡における月給と賞与の例を比較してみました。

主要都市の月給はマイナビキャリレーションが高めですね。
地域 | マイナビキャリレーション | キャリアウィンク |
---|---|---|
東京 | 月給208,000円〜 | 月給200,000円〜 |
大阪 | 月給193,000円〜 | 月給192,000円〜 |
名古屋 | 月給188,000円〜 | 月給181,000円〜 |
福岡 | 月給170,000円〜 | 月給164,000円〜 |
賞与 | 年2回 | 年2回 |
昇給 | 年1あり | 定期はなし、別途手当※1支給 |
公式 | 公式へ | 公式へ |
月給
マイナビキャリレーションの方がエリアごとの最低月給水準はやや高め。
特に東京では8,000円近く差が出るケースもあるため、給与面を重視したい方にはマイナビキャリレーションがおすすめ。
賞与
両社とも年2回支給と公式に記載されています。
定期昇給
マイナビキャリレーションは『昇給額は、配属先企業での評価、自己評価、当社からの評価をもって決定』と明記がありました。
一方、キャリアウィンクでは定期昇給という名目ではありませんが、「パフォーマンス給(*)」として約80%の方に月1,500〜3,000円の支給実績があるようです(dodaより2024年時点)。(*1)出典:キャリアウィンク女の転職type 情報(2025年時点)
残業時間・有給・福利厚生
働きやすさを考えるうえで、残業時間や有給休暇の取りやすさも重要なポイントです。

2社とも大手なので、大きな差はありませんでした。
残業時間
マイナビキャリレーションは月0~10時間程度、キャリアウィンクは「月平均残業6時間」と記載されています。つまり、週1〜2時間程度とかなり少なめ。両社とも原則残業なしの働き方が叶いますね。
ただし実際の働きやすさは配属先によっても左右されるでしょう。
有給休暇
両社とも有給休暇は原則入社半年後に10日付与となっています。
福利厚生
マイナビキャリレーションは団体生命/定期健康診断/リロクラブ(福利厚生クラブ)/eラーニングなど。
キャリアウィンクは定期健康診断/団体保険制度(30%割引適用)/24時間ヘルスケアダイアル/eラーニング/英会話スクール、TAC・LECなど資格スクール優待割引/通信教育講座優待割引など。
このように両社とも母体が大手企業のため大きな差はありませんでした。
研修制度
未経験から事務職を目指す上で、研修内容やサポート体制の充実度は見逃せないポイント。
ここで、両社の研修制度とキャリア支援の違いを比較してみます。

2社とも研修にはかなり力を入れています。そのためPCをほぼ触ったことがない方でも安心して受けてください。ちなみに事務職で働く自分を先に体験したいならマイナビキャリレーションの研修は人気ですよ、
キャリアウィンクでは、入社前に3日間の研修が用意されています。
内容はPCの基本操作、ビジネスマナー、報連相(ほうれんそう)、コピーの取り方など、事務職としての基礎力を固める内容です。
初めてのオフィスワークでも安心してスタートできる体制が整っています。(参考:ハタラクティブ)

マイナビキャリレーションも研修には力を入れており、ビジネスマナー研修・PC操作・配属先に応じたOJTなど段階的に学べるのが特長です。
特にリアルな職場を再現したシミュレーション研修MOVICATION(ムビケーション)は好評なようで、
上司が離席中にお客様からクレームの電話をどのように対応し、戻ってきた上司にどう報告する? といったリアルなシーンを再現しながら練習することができます。

採用エリアと配属先例
キャリアウィンクとマイナビキャリレーションでは、どちらも全国主要都市に対応していますが、
細かく見るとカバーエリアに若干の違いがあります。

マイナビキャリレーションは千葉・埼玉・宮城には対応していないため、郊外在住の方にとってはキャリアウィンクの方が選択肢が広がる可能性があります。
キャリアウィンク:東京・大阪などの大都市圏に加えて、埼玉・千葉・宮城など関東近郊や東北エリアにも対応しており、全12都道府県で採用実施中です。
特に「東京・神奈川・千葉・埼玉」と、関東エリアを広くカバーしている点が特徴です。
配属企業例
リクルートグループ内企業(SUUMO・ホットペッパー等)やTOYOTA、明治安田生命など
マイナビキャリレーション:東京(主に23区内)・神奈川・大阪・名古屋・福岡など、比較的人口密度が高く、企業の多い都市部に絞った募集スタイル。
配属企業例
ちふれホールディングス株式会社、雪印メグミルク、アサヒ飲料食品、伊藤忠グループ、三菱食品株式会社など
選考フロー
どちらも「未経験OK」と言っていますが、実際の選考プロセスにはいくつか違いがあります。
準備のしやすさや緊張感の度合いも変わってくるので、事前に知っておくと安心です。
SPI試験は無対策は危険です。受けたことがない方は予習は必須です。

勉強の時間が取れない、SPI試験は不安な方はマイナビキャリレーションをおすすめしますよ。
※選考フローは急遽変更になることがあります
【キャリアウィンクの選考フロー】
- Webエントリー
- SPI(適性検査)受験
- 一定スコアをクリアした人のみが面接に進める形式
- 面接(1~2回)+説明選考会
- 内定
- 入社前研修(3日間)
- 勤務開始

SPIのスコアで足切りされることがあるため、ある意味“学力選考”に近い傾向があります。地頭やテスト慣れに不安がある方は、早めにSPI対策を始めるのがポイント。
【マイナビキャリレーションの選考フロー】
- Webエントリー
- 一次面接(Web)
- 東京・大阪・名古屋・京都・兵庫・北海道ではWeb面接1回のみで完結
- 最終面接(来社)
- 内定
- 研修(※北海道は内容が異なる)
SPIのような筆記試験はなく、性格検査と対話ベースの面談が中心。キャリア面談の希望も出せるため、「話して判断してほしい」というタイプの人には向いています。
まとめ:あなたに合うのはどっち?
キャリアウィンクとマイナビキャリレーション、どちらも未経験から事務職デビューを応援してくれる無期雇用派遣サービスです。
ですが、選考フローや給与水準、研修サポート、配属先の傾向にはしっかり違いがあります。
改めてまとめると、
SPIが不安、給与や配属に安心感がほしい方には「マイナビキャリレーション」がおすすめ。内定後の研修や終業後のサポートも手厚く、事務職が初めてでもじっくり成長していける環境です。
リクルートグループなどの大手で働きたい、ブランド力を重視したい、郊外在住の方は「キャリアウィンク」を選ぶと、自分の希望に合う職場と出会いやすいかもしれません。
ただどちらが「正解」かではなく、どちらも並行して受けて最終どちらも選べるようにしておくのが大事。
無期雇用派遣は落とされる人もいますからね。
この記事を参考に、迷った今こそ一歩踏み出してみてくださいね。