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派遣で求められすぎるのであれば、正社員と変わらないのでは?とモンモンしている状態ではないですか。
派遣という働き方を選んだ理由が満たされていないのであればイライラするのも当たり前ですよね。
結論から言うと、派遣に求めすぎなパターンは対処しないと問題は永遠と先延ばしになります。
あなたのメンタルがすり減ってしまう前に、対処法を解説しますので
派遣という働き方と今後の職場を見直すきっかけになりますよ。
やっぱり派遣という働き方が向いてないかも・・といった方は
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【派遣に求めすぎ】よくある7つの例
派遣社員に対して過度な期待や要求をすることは、モチベーションに悪影響を与えますよね。
以下は実際にありがちな『派遣に求めすぎ』で派遣スタッフさんが苦労されるパターンです。
- 仕事量が多すぎておかしい
- 正社員と変わらない業務と責任を任されている
- 新人教育を行なっている
- 仕事が丸投げ状態
- スキル以上、雇用契約外の仕事を振られる
- 業務外の飲み会に参加しなければいけない
- 時給が上がらないのに頑張るほど仕事がふえる
①仕事量が多すぎておかしい
あ、休日出勤OK?これ今週中に絶対仕上げて欲しいんだけど〜あとはよろしく!
毎日残業があったり、休日出勤を求めることが多いなどありませんか。
派遣という働き方を選ぶ軸としてライフワークバランスを重視される方は特におかしい!と感じますよね。
確かに定時という概念を超えて、
派遣社員に対して、契約時間を超える長時間労働や休日出勤を頻繁に要求することは過度です。
②正社員と変わらない業務と責任を任されている
今日からA君(正社員)の後任だから!全部引き継いどいて〜
派遣社員に対して、正社員と同等の責任や業務範囲を求めることは不適切です。
それだったら正社員と同じ待遇にしてよ!と感じるのは当たり前ですよね。
ましてや派遣社員に経営や戦略的な決定を求めるのは過度な要求です。
また実際に厚生労働省が同一労働同一賃金に関してガイドラインを出しているように、
正社員と同じ業務をするなら同じ待遇を与えることとしています。
実際にはこのガイドラインは、
派遣先ではなく派遣元のガイドラインで時給設定をルール決めしている大手がほとんどというオチなのですが・・
③新人教育を行なっている
今日から入社した新卒のAさんだよ〜!あ!ひよこさん教育担当ね〜
新人教育は簡単ではないですし、ましてや新卒など正社員の新人を教えるのは立場がおかしくなりますよね。
ベテランになってくると、良かれと思って派遣スタッフに教育を任せる企業もあるんですが、
業務内容に人材の教育が入っていないのであれば、それは本来業務外になります。
④仕事が丸投げ状態
まあ、とりあえずわからなければ他の部署の人にも聞いてみて〜!最悪お客さんに一から教えて貰えばいいよ〜
業務に必要なサポートやリソースを提供しないのは不適切です。
また通常は複数人で対応するべき業務を、一人の派遣社員に任せるなんて言語道断です。
そもそももし急にその派遣スタッフさんが辞めてしまったらどうなるのでしょうか。
常に質問できる環境、カバーできる環境で働かせてもらうことが必要です。
⑤スキル以上、雇用契約外の仕事を振られる
簿記3級勉強したことあるんだよねー?ってことは勉強は好きだろうから決算業務これから任せたいんだよね〜
派遣社員のスキルや経験を超えた専門的な業務を求めることは、無理な要求です。
もし当初の業務内容以上のものを求められる場合は、派遣会社に時給交渉をしてもらいましょう。
ただ働きをするわけにいきませんからね。
⑥業務外の飲み会に参加しなければいけない
社員との交流も大事だよ〜時給は出ないけど明日の夜空いてるよね?
行きたくない飲み会は行かなくて大丈夫です。
そしてよくこの手の悩み相談を受けますが、相談したところで時給が発生した例はありません。
やんわり派遣会社から伝えてもらうのがベストですが
断ってから関係性が悪くなったりするくらいであればそのような派遣先はモラルがないですし、
今時『酒の場に行くことも仕事だ!』なんていうような会社は飲みの場ではもっとトラブルになりがち。
辞めたほうがいいでしょう。
⑦時給が上がらないのに頑張るほど仕事が増やされる
もう1年経つんだね〜これから顧客対応の業務増やしていいよね〜(予算はないから時給はあげれないけど)
派遣社員に対して評価や昇進の機会が全くないのは、モチベーションを下げる要因となります。
おおよそ稼働1年あたりで時給交渉してみるのがいいですよ。
その場合は本来の当初の業務内容と今(もしくはこれから)加わる業務を箇条書きにして
派遣会社にも詳しく説明しておくのが良いです。
残念ながらただ生活が困窮していて〜など私的な理由で時給U Pされることはほぼないです。
必ず時給を上げてもらう理由=業務に関する内容を伝えるようにしましょう。
派遣に求められすぎて辞めたい時の対処法
派遣に求めすぎ!とモンモンとしているなら我慢する必要がありません。
その悩みはエスカレートしていくパターンがほとんどです。
我慢しすぎてメンタルに来てしまう前に以下の対処方法を試してみましょう。
- 直属の上司・先輩に相談する
- 派遣会社の営業に相談する
- 契約終了する
- 派遣会社を変える
- 時給交渉する
- 割り切る
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直属の上司・先輩に相談する
派遣先との仲は良いパターンです。
派遣会社を通すと逆に角が立ってしまうといったときは
まずは身近の人に相談してみるのが良いでしょう。
ただ基本的には契約ごとは派遣会社を通しての相談になるので、
契約を終了したい、時給を上げて欲しいなどの内容はタブーです。
派遣会社の営業に相談する
まずは派遣会社に相談するのが良いでしょう。
ただ派遣会社も一緒に仕事をしているわけでないので、細かい状況まで把握できません。
そのため相談する際は感情論ではなく、
誰が、いつ、どんな内容で、どんな発言(どんな行動)をとったため求めすぎと感じているのか
事実と感情を分けて相談するようにしましょう。
契約終了する
まずは相談をすることが前提ですが、それでも改善されない(もしくは派遣先の状況的に改善ができない)場合は
契約終了することをお勧めします。
あれやこれやと引き止められる可能性がありますが、
派遣スタッフさんを適切に扱える企業は山ほどあります。
無理して続ける必要はありません。
派遣会社を変える
どれだけ相談しても派遣会社が対応してくれない、もしくは派遣先の肩ばかり持つ。
そのような派遣会社は変えたほうが良いでしょう。
派遣会社の営業があなたをサポートすることは責務です。サポートしてもらえない派遣会社は今後もどこかでトラブルが起きますので
早いうちに見切りをつけたほうが良いですよ。
時給交渉する
特に業務量が以上に増えた場合や、当初の業務より任される内容が増えた場合は
時給交渉を行うのが良いです。
正直2年以上ずっと同じ時給で働き続けることは良くありません。
必ずできる業務も増えているでしょうし、派遣先もあなたに残ってほしければ時給交渉に応じる可能性が高いですよ。
割り切る
派遣に求めすぎと感じる以外は居心地がいいと考えるなら、いっそ割り切るのも必要かもしれません。
常にバランスが取れた状態であるのが一番ですが、
一次的な業務繁忙期などであれば、毎度辞める決断をするのは勿体無い時もありますよ。
派遣に求めすぎなパターンが多い企業の5つの特徴
- 派遣社員の受け入れが初めて
- 派遣契約を理解していない
- 派遣先の人手不足
- 正社員の人件費をうかせたい(お金がない)
- ベンチャーや社長ワンマンの会社
①派遣社員の受け入れが初めて
そもそも派遣社員に何をさせたらいけないのか、どこまではOKなのか
正確に把握していない企業が多いです。
初めての受入ですと尚更ですよね。
きちんと人事部などが機能している大手企業などであれば、シビアに対応してくれますが
中小企業や少人数規模の企業は派遣慣れしていないことが多いので注意です。
②派遣契約を理解していない
同じく派遣を利用することが初めてや、しばらく利用していない場合は
最新の法律などを理解していないケースが多いです。
ほらほら、昔の派遣の品格のドラマと同じように超優秀な人ばっかりいるんだろ?
③派遣先の人手不足
あまりにも派遣先が求人を出しているのに正社員が集まらない。
なので取り急ぎ雇用形態を問わないので人材をお願いしたい!
そんなニーズ背景での派遣利用は
だいたい派遣社員に無理をさせがちです。
正社員の募集が埋まらない&人の出入りが激しいから=派遣採用するといったパターンは注意が必要ですよ。
④正社員の人件費をうかせたい(お金がない)
給与が違うことで明らかですが正社員の人件費は高いんです。
(会社は保険料なども負担しなくてはいけないですからね)
同じ1時間の残業をしても、正社員に残業をされるほうが痛手。
それだったら派遣社員にお願いしよう!といった思考になりがちです。
金銭的余裕のない会社は要注意ですね。
⑤ベンチャーや社長ワンマンの会社
家族経営や社長ワンマンの会社は全てTOPの言いなりになりやすい傾向にあります。
そしてスタートアップの企業がほとんどなので、みんな過重労働になっている傾向があるので
派遣といった区別なく業務を押し付ける企業が多いです。
まとめ:時給に見合っていないのであれば、環境を変えよう
派遣という働き方を選んだには理由がありますよね?
今その当初の目標を叶えれていないのであれば、
環境を変えてしまうことをオススメしますよ。
そもそも派遣という働き方が合わないのか、単純に派遣先が合わなかったのか。
派遣は数ヶ月単位で見極めることができることはメリットです。我慢し続けても結果問題を引き延ばすだけなので、
早々に解決方法で対処していきましょう。